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2026.03.25NEW

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自主研究レポート「ソフトウェア規模計測のための各種簡略化手法の精度評価」を公表しました。

自主研究レポート「ソフトウェア規模計測のための各種簡略化手法の精度評価」

「経済調査研究レビュー」Vol.38にて、自主研究レポート「ソフトウェア規模計測のための各種簡略化手法の精度評価」を公表しました。

 ソフトウェア規模を定量化する方法としては、プログラムのソースコード行数を数える方法が一般的であり、多くのソフトウェア開発ベンダがソフトウェアの規模の表現にソースコード行数を用いています。しかしながら、近年は、開発済みの機能を部品として再利用するフレームワークや、プログラムを自動生成するツール等、開発技術が進化しており、ソースコード行数がソフトウェア構築の作業量を反映しないケースが増えています。
 この課題を解決するために、ソフトウェアの持つ機能を定量化するファンクションポイント法(FP法)が注目されており、いっそうの普及が期待されています。本稿では、FP計測の正確性を確保しつつ計測の省力化を行うために、Simple FP法を含めた9種類の計測手法の精度を評価しています。
 また、FP計測の省力化を目的として、データファンクション件数(DF件数)またはトランザクションファンクション件数(TF件数)と画面数などを組み合わせた新たな計測手法の精度を評価しています。

分析の結果、

・Simple FP法の精度は、FPの要素を5種類に区別している計測手法と同程度である。
・ファンクションタイプの5要素すべてを考慮する計測手法における各FP要素への重みは、国内のソフトウェア開発プロジェクトにおいても妥当性が高い。
・DF件数、またはTF件数を単独で用いるよりも、それらと画面数、帳票数、ファイル数を組み合わせるほうが、計測精度が高まる。

などの知見が得られました。

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